ベージュ

ベージュのコーディネートで失敗してしまうあなたへ

こんにちは、コロモビト.です。
いつものコーディネート、ワンパターンになっていませんか?

買ったもののどう合わせて良いかわからず、タンスの肥やしになっている服はありませんか?
色んな組み合わせで着まわして思う存分服を楽しみたいですね。

ということで、
カラー別の特性やコーディネートのコツなんかを交えながら解説していけたらと思います。
今回は「ベージュ」についてです。

ベージュは羊毛や人間など温もりをイメージさせるナチュラルカラー。
決して目立つ色ではありませんが、人が安心して見ていられる色で、
信頼感を高める効果もあります。
とにかく好かれる色、それが「ベージュ」。

メンズファッションにも
パーカーやシャツ、ニットやパンツ、スニーカーなど
様々なアイテムがありますが、
今回は主に「アウター」についてです。

大人な男の、ベージュアウターのコーディネートをマスターしましょう。

カーキとベージュの違い

ところで、
ベージュっぽい色なのにカーキといっていたりします。
カーキのような色味ですが、ベージュということも。

ベージュ?カーキ?どっち??

パッと見たらどっちがどっちかわからないコトもあるかと思いますので、
見比べてみましょう。

ベージュ

これが一般的なベージュです。
ベージュは明るく、温もりを感じるようなナチュラルなカラーです。

ミルクティーより少し明るく、黄味が強めな色味です。

ベージュ色

カーキ

対して、こちらが問題のカーキです。

カーキ色

カーキとは「土埃」を意味する言葉で、ベージュと比べると
くすんだ色味をしているのがわかります。

ミルクティーより少し暗めです。

並べて見比べると違いがよくわかりますね。

カーキ・オリーブについて書いた記事もあるので、是非目を通してみてください。

▼ カーキ・オリーブについてはコチラ
コーディネートで失敗しない色合わせと着回し~カーキ・オリーブ編~

ベージュアウターは難しい?

さて、本題に入ろうと思います。
ベージュは定番の色です。

ですが定番色でもブラックやネイビーとは異なり、
ベージュは難易度が高いと思っている方も多いと思います。

肌の色に近いベージュは失敗すると
締まりのないぼやっとした印象になってしますからです。

しかし、その柔和な色みは相手に安心感を与えることができ、さらには落ち着いた大人っぽい雰囲気を演出できる色。
しかもベージュはトレンドカラーでもあるので、着こなすことができればおしゃれの幅がグッと広がるはずです。

では、どのような印象のコーディネートが楽しめるのでしょうか。

落ち着きのある大人っぽい雰囲気

大人っぽいベージュのコーディネート

トレンチコートいえばベージュ。
ベージュといえばトレンチコート
と、いえるくらいベージュの定番アイテムのトレンチ。

羽織るだけで一気に大人な雰囲気に仕上がるアイテムです。

トレンチコートが苦手という方は、特に要チェックです。

穏やかさがあり優しい雰囲気

優しい雰囲気のベージュのコーディネート

ボアジャケットはふわっとした素材感が優しい雰囲気を醸し出してくれる
カジュアルなアウターです。

どちらもインナーにパーカーを合わせていますが、印象が全く異なります。

つまり、
ベージュは素材やデザインで様々な雰囲気にコーディネートできる万能カラーなんです。

ベージュアウターに合う色は?

ベージュは万能なカラーということですが、
どのような色の組み合わせが間違いないのでしょうか。

実際にベージュアウターの着こなしをみていきましょう。
主にボトムスとインナーの色づかいに注目してください。

ベージュ×モノトーンのコーディネート

ベージュ×モノトーンのコーディネート

黒・白・グレーを基調とする、無彩色のモノトーン。
シンプルな色なので大人っぽさをだせるコーディネートを作りやすいです。

モノトーンの中でも、黒と白はコントラストをはっきりとだせるので、
メリハリのあるコーディネートを作れます。

ベージュ×アースカラーのコーディネート

ベージュ×アースカラーのコーディネート

アースカラーとは木や土、砂など自然や大地を想像させる色のことをいい、
ベージュもその1つです。

アースカラー同士は相性が良く、組み合わせることで、親しみやすくナチュラルなコーディネートにすることができます。

ベージュ×ネイビー・ブルー系のコーディネート

ベージュ×ネイビー・ブルー系のコーディネート

ベージュは黄色やオレンジを薄くして黒を少し混ぜたような色で、ブルーの反対色(捕色)になります。
反対色になるものはお互いの色を引き立たせる組み合わせ。
そのためメリハリのあるコーディネートを作りやすいのです。

マンセル色相環

ブルー系にもいろいろありますが、有彩色同士でお互いに引き立たせあうとカジュアルな印象に仕上がりやすいです。
そのためカジュアルコーデが好きな方におすすめの配色です。

ベージュに合わない色

ベージュに合わない色

「合わない」というよりは「注意が必要」な組み合わせになります。

主張が強くないベージュにベージュを合わせるとナチュラルにまとまり、
女性のようなソフトな雰囲気になります。

また、ベージュは膨張色なのでぼやっとしてしまいます。
黒の小物を取り入れてシルエットを引き締めるように意識しましょう。
そうすることで、ぼんやりと見えてしまいがちなベージュも、
スッキリとスタイル良く着こなすことができます。

ベージュアウターの着こなしのコツのまとめ

いくつか例をあげましたが、コツをわかりやすくまとめました。

下の例のどちらかにあてはめると、
ベージュのアイテムが、ぐっとコーディネートしやすくなるので
毎日のコーディネートを考える参考にしてもらえるとありがたいです。

色のメリハリをつける

色のメリハリをつける

明るいベージュをメインに考えたときに、
ダークトーンのブラックやネイビーなどで合わせるとメリハリが出ます。

都会的でソフィスケートな印象です。

同系色やアースカラーでまとめる

同系色やアースカラーでまとめる

オリーブやカーキ、ブラウン系のアースカラーの組み合わせです。

土着的でエスニックな雰囲気や、
田舎風で野趣的なカントリースタイルなど
ナチュラルなコーディネートを愉しむことができます。

おすすめメンズ大人顔ベージュアウター

ここまでベージュアウターの色合わせについて書いてきましたが、
今期いちおしのベージュアウターを紹介します。

もちろん、メリハリをつけて良し。

ショート丈のステンカラーコート

ROCOCO(ロココ) ベンタイル ショート バルカラーコート
ROCOCO(ロココ) ベンタイル ショート バルカラーコート

コットン100%でありながら防水性能をもつ「ベンタイル」を採用し、
オンオフでの使用をイメージしてつくられれたコートです。

▼ ベンタイルについてはコチラ
雨でも綿の上着を。VENTILE(ベンタイル)

詳細を見る

最後に

ベージュは

ナチュラルでカジュアルな雰囲気
都会的でスタイリッシュな雰囲気

合わせ方次第でどちらにも対応できるオールマイティな色です。

もし、着方に迷ったとき。
もし、何か上手くいかないとき。
もし、無難でいつも通りな服装しかできないとき。
もし、ベージュのワントーンがあられもない姿にみえてしまうとき。
もし、信頼感を高めたい相手との服装に迷ったとき。

そんなときに今回の記事の内容をお役立ていただけると幸いです。

ベージュのコーディネートについて書いていきましたが、
「カーキ・オリーブ」についての記事もあるので
あわせて読んでみてください。

▼コーディネートで失敗しない色合わせと着回し~カーキ・オリーブ編~

あだち

端正なルックスとは裏腹にユーモア精神に溢れ、社内に笑いを巻き起こす男。スケボー通勤で有名。

趣味:ライブ/フェス/スケボー