コーディネートで失敗しない色合わせと着回し~ブラック編~

こんにちは、コロモビト.です。
いつものコーディネート、ワンパターンになっていませんか?

カラー毎でコーディネートのコツなんかを交えて解説していけたらと思います。第3回目は近年のファッションで最も使われる色「ブラック」です。
ブラックのアイテムはほとんどの人が持っていると思うので、是非コーディネートにお役立てください。

パレット

引き締めてくれる「ブラック」「黒」

黒色は白色や灰色と同じ無彩の色です。色合いはなく明度・彩度ともにゼロの状態の色。
黒は周囲の色を引き締めて目立たせます。強さや権威、神秘的な雰囲気を感じさせる色ですが他の色に比べて負のイメージが潜在的にあります。

黒は若い年代に好まれ、高年齢では嫌われる傾向のある色です。
特にファッションにおいては80年代のDCブランドブームで「黒」という色に対する価値観が大きく変わり、今でこそ定番の色ですが多様な価値観が交錯する色といえるでしょう。

黒を感じるカラス

「ブラック」の心理効果

「ブラック」は、「高級」「クール」「モダン」といった印象を与えてくれます。

ネガティブなものだと 「闇」「悪」「死」「不安」「重い」などの負のイメージを与えます。

モダンを感じる黒

合わせやすく無機質で洗練された印象を与えてくれるので、都会的なコーディネートでは積極的に取り入れていくべき色です。
とはいえ多様し過ぎると、モードすぎたり、ロック過ぎたり、気張り過ぎに見えたりと案外難しい色でもあります。

色合わせの具体例

実際にブラックを使ったコーディネートを紹介します。
先述した通り高齢層には嫌われる傾向のある色なので 、ブラックが全体の面積の何%くらいを占めるかを意識し、面積が大きくても70%以下にコーディネートした方が無難です。
では、色合わせを具体的に解説しながら紹介していきますね。

①加工デニムも大人っぽくおしゃれに。

バイオグラフィーのカットパイルリバークルーの黒を着る足立

カジュアルな加工デニムもおしゃれに引き締めてくれます。
ブラックの面積は30%。

②チェックアイテムとも相性良し

ロココのベンタイルショートコートの黒を着る足立
ROCOCO(ロココ) ベンタイル ショート バルカラーコート

無彩色なのでほとんどの色に合わせやすく、チェックシャツにチノパンというカジュアルなコーディネートにも調和し、引き立ててくれます。
ブラックの面積は40%。

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③モノトーンなら都会的な印象をプラスできる

ツーディライヴの3Dプルオーバーの黒を着る足立

流行りのアウトドアコーディネートもモノトーンで合わせるとモダンで洗練された印象になります。
ブラックの面積は50%。

最後に

いかがでしたか?
黒は使いやすい反面、ただ着ているだけになりがちな色でもあるので、黒を上手く使っておしゃれにコーディネートに取り入れてください。

ダースベイダーのコスプレ

あだち

端正なルックスとは裏腹にユーモア精神に溢れ、社内に笑いを巻き起こす男。スケボー通勤で有名。

趣味:ライブ/フェス/スケボー