タイプライター生地とは?
こんにちは、コロモビト.です。
皆さんはタイプライター生地(タイプライタークロス)をご存知でしょうか?
オックスフォード生地や、ブロード(ポプリン)生地はご存知の方も多いと思いますが、タイプライター生地は少しマイナーな生地のためあまり知られていないかもしれません。
そこで今回は、そんなタイプライター生地の魅力についてみていきましょう!
「タイプライター」その名前の由来
まずは、タイプライターという名前の由来を探ってみましょう。
タイプライターと言えば、カチャカチャとキーを叩いて文字を印字する機械のことですよね。
果たして、そんな印字機械と関連があるのでしょうか・・・?
そうなのです。
実は、この機械から由来しているという説があるのです。
それはどういった説かというと、
印字機械であるタイプライターで文字が打てるほどに、ギュッと高密度な生地であったことからタイプライター生地と呼ばれるようになった
というものです。
どんな生地か、みてみましょう!
タイプライター生地とは、
具体的にどのような生地なのか見ていきましょう。
タイプライター生地の詳細
タイプライター生地は主に綿の織物で、
使う糸は70~120番手の高級細番手のことが多いです。
50番手の糸を使うことが一般的なブロード生地より、繊細。
この糸番手の違いは、打ち込み本数と関連しています。
どういうことかというと、この打ち込み本数が多いと、
織の密度が高くなり、必然的に糸は細くなっていくからなのです。
ちなみに、ブロード生地は80~150本ほど、
タイプライター生地は200~300本ほどの打ち込み本数です。
※打ち込み本数とは、
1インチ(2.54㎝)四方の生地に織り込まれている糸の本数のことを指します。
生地感はどんな感じ?
上記のように打ち込み本数が多いということから、
その生地感にはハリ感があり、肌ざわりが良く、上品な光沢があります。
さらに、耐久性にも優れています。
タイプライター生地の特徴
生地の雰囲気
上品な光沢により、高級感があります。
高級な細番手を使用からこその生地感です。
ハリ感とシワ感
目が詰まった生地なのでパリッとしたハリ感があり、
アイロンをかけてしわ取りをすれば、ビジネスシーンにも十分対応できます。
その一方で、洗いざらしの状態だと立体的なシワ感があり、
カジュアルになり過ぎない適度なリラックススタイルを演出できます。
清涼感
このタイプライター生地は、そのハリ感によって涼し気な印象がありますし、
細番手の糸を使っているので、軽くて薄手で春夏に持ってこいです!
タイプライター生地を使ったアイテムをご紹介
ROCOCO(ロココ) ギンガムチェック 半袖ボタンダウンシャツ タイプライター
春から夏の間に活躍すること間違いなしのシャツです。
タウンユースに、アウトドアに、着たおせるアイテム。
ROCOCO(ロココ) タイプライター サマー テーラードジャケット
夏でも着ることができるテーラードジャケット。
オフィスカジュアルや、休日コーデとしておススメです!
最後に
いかがだったでしょうか。
この記事を読んで、タイプライター生地のアイテムに興味を持って頂けましたら、うれしい限りです!
タイプライター生地のアイテムは、オン・オフで活躍するので、是非いろいろな場面で使て頂ければと思います!
本文中に出てきた、オックスフォードやブロードに関する記事もあるので、是非合わせて読んでみてください。
▼ オックスフォードの記事はコチラ
販売員でもここまでは知らない!?おしゃれメンズの春夏にぴったりな扱いやすい生地、オックスフォードとは?
▼ ブロードの記事はコチラ
おしゃれなディナーに着ていきたいようなシャツはブロードのモノ
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最後まで読んでいただきありがとうございました。