こんにちは、コロモビト.です。
メンズファッションでベーシックなアイテムである『シャツ』。
スーツのインナーに着用するドレスアイテムでもあり、カジュアルな街着としても日常的に使えるアイテムでもあります。
また、シャツに使われる生地も様々な種類があり、それぞれ印象が異なります。
その中でも特にドレッシーな印象の『ブロード生地』についてまとめました。
こんな方は必見です
おしゃれな食事に着ていく服がない
記念日やデートなどでいつもとは違う高級なレストランで食事をすることに。
敷居が高いお店にいくけど、何を着て行けばいいのかわからない。
そんなときにはブロードのシャツはピッタリ。
私服がカジュアル過ぎてイメージを変えたい
スポーツや山登りなどの趣味で使うウェアはいっぱいあるけど、小綺麗な服は持ってないってヒトは結構いると思います。
そんなヒトもいつもと違う雰囲気で普段着のイメージチェンジにピッタリ。
オンでもオフでも使いたい
仕事の日でも着れ、休日でも着れる。
経済的にも収納面でも、その方がありがたいですね。
ブロードとは?
ブロードがどのような生地か。
簡単にいうと一般的な ワイシャツの生地です。
ブロードは縦横に同じ太さの糸を使い、
縦糸を横糸の倍の密度で織った平織りの生地のことで、適度な光沢がある生地です。
ブロードの特徴
オックスとは異なり、艶のあるドレスライクな表情。
光沢のある艶を感じることが出来る素材であり、スーツなどのドレススタイルには欠かせない上品で高級感のある表情を出してくれます。
生地に高級感があっても、ボタンがチープなモノだと、それだけで一気に印象が変わってしまいます。そうならない為にも上品なツヤのある貝ボタンにこだわりたいところ。
毎日でも着たい、と思える良いモノがやっぱりテンションあがります。
ブロードの織り方
前述のとおり、ブロードは平織りです。
また、ブロードと似た生地でポプリンがありますが、
考え方としては、ブロードは高級なポプリンです。
ポプリンよりも地が緻密で光沢がある、目立たない横畝があり、やわらかい印象。
違いは綿糸の太さにあります。ポプリンの糸はブロードよりも太く、
ポプリンは単糸の20~40番手。
ブロードは50番手の単糸から100番手の双糸と、細めの糸を使用します。
そのうえブロードは織糸の本数が多い。そこで地は密になる。
ちなみにシャツ地で「百双」と呼ばれているモノは、100番手の双糸を使用しているブロードです。
ブロードには双糸のものと単糸のモノとがあり、
繊細できれいに感じるのは、双糸を用いたブロードです。
そしてもちろん、双糸の方が高価になります。
ブロードシャツのお手入れと洗濯
ブロードは平織り生地の中でも丈夫な生地なので、基本的に洗濯・乾燥は問題なく行うことができます。
ただしブロードはシワになりやすく、シワを伸ばしたい場合はアイロンが必須です。
最後に
ブロードシャツはドレス要素もあるきれい目なアイテムです。
だからといって
「きれいめなスラックスとあわせなくちゃいけない」
「仕事のときしか着ちゃいけない」
と固く考えずに、思い切ってカジュアルなデニムや軍パンに合わせたりなど、組み合わせを楽しんで思う存分ファッションしてください。
他にもシャツに関する記事もあるので、是非読んでみてください。
▼ B.D.シャツの記事はコチラ
どんなシャツを選んでいいかわからないときは!?
▼ オックスフォードの記事はコチラ
販売員でもここまでは知らない!?おしゃれメンズの春夏にぴったりな扱いやすい生地、オックスフォードとは?
▼ シアサッカーの記事はコチラ
夏のシャツはシアサッカー。 クールビズもカジュアルも
▼ デニムシャツとシャンブレーシャツの記事はコチラ
デニムシャツとシャンブレーシャツの違い、説明できる?ちょっとマニアな「糸」の話