いまさら聞けないGORE-TEX

いまさら聞けないGORE-TEX

アウトドアのみならず、アパレルでも当たり前に聞くようになった『GORE-TEX』。

単価が高いから、『なんとなく良いもの』なんだろう。
ふと、そう認識している方も多いんじゃないかなぁと思いました。

なんとなくで着ていれば、それはGORE-TEXの持ち腐れ。
ということで、今回はコロモビト的GORE-TEX入門編を。

細かい話は置いといて、基礎知識を知っていただけるとこれ幸い!って感じです。

GORE-TEXとは?

水をはじくゴアテックス
出展:日本ゴア株式会社

W. L. Gore and Associates社が開発した防水透湿性素材のことで、商標名にもなっています。

防水透湿性ってなんぞや?ですよね。
要は『水は通さないけど水蒸気は通す』ということ。

防水性 外 → 内への水の侵入を防ぐ
透湿性 内 → 外へこもった水蒸気を逃がす

この性質をもつ薄い膜を『ゴアテックスメンブレン』と呼び、GORE-TEX生地の核となる部分になります。
メンブレンにはとっっっても小さな穴がいくつも空いていて、水よりも小さな水蒸気だけがその穴を通り抜けられるという仕組みなのです。

3層構造って知ってた?

3層構造の説明
出展:日本ゴア株式会社

2層構造のものもありますが、今回は基本的な3層構造のみを説明いたします。
GORE-TEXは1枚に見えますが、実は3枚の生地が重なってできたもの。

先ほど説明したメンブレンって、凄く薄いんですよね。
イメージ的には、超賢いけど打撃には弱いやつ。
なので、メンブレンを中心に最適な表地/裏地で守って、あのGORE-TEX素材になっているわけです。

メンブレンを挟む表地と裏地

「おいおい!表地と裏地で挟んじゃったら、せっかくのメンブレンが台無しじゃん!」と思いますよね。笑
表裏ともにメンブレンの防水透湿性を損なわぬようにつくられているので、ご安心を。

表地

撥水生地のアップ

服は着ていると雨に濡れたり、汚れたり、何かに当たって擦れたりしますよね。
そんな環境から物理的に守る役割を果たします。

そして、最も大切な役割は「撥水性」。

これがなければ雨や泥が付着して膜になり、生地を覆ってしまいます。
そうなると、せっかくメンブレンまでたどり着いた水蒸気が外に出られなくなってしまいます。

裏地

ゴアテックスの内側

服の内側は雨が降らない代わりに、汗をかきますよね。
更には皮脂などもそう。
表地同様、その汗による水分や汚れが付着し、生地を覆ってしまうと、メンブレンは機能低下してしまう。
それを防ぐための裏地なんです。

洗濯して機能を持続させよう!

洗濯可能なゴアテックス

汚れるとメンブレンの機能低下、ということはですよ。
生地を綺麗に保たなければ、GORE-TEXも台無しだ~可哀そう!ってもんです。

そう、実はGORE-TEXは洗濯可能。
商品の洗濯表記に従っていただければ、メンブレンも直接傷つくことはなく、防水性が落ちることもありません。

GORE-TEXをクリーンに保って10年着よう!

デサントのゴアテックスジャケットを着る足立

いかがでしたか?

今回は基礎的な話ということで、生地をメインに説明いたしました。
本当は、インナーに何着りゃいいの!?というモヤモヤを晴らしたいところですが、それはまた次の機会に。
ちょっと外に出て、機能性を試したくなってきませんか?

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