こんにちは。コロモビト.です。
今回はCORDURA(コーデュラ)についてお話したいと思います。
わたくし事ではありますが、筆者は大変なCORDURAフリークでして、鞄はもちろん、
仕事用のブレザー、ペンケース、小物入れ、登山用のリュックのカバー・・などなど、オンオフ通してCORDURA製品を使っています。
(意識して買っていた訳ではなかったのですが、気付いたら家がCORDURAだらけでした。。笑)
ということで、今回は私も大好きな、CORDURAの魅力をお伝えできればと思います!
CORDURA(コーデュラ)とは
CORDURAは、アメリカのインビスタ社が企画、開発、製造した生地の名前です。
その耐久性、軽量性から、ワークウェア、アウトドアギア、軍事用と様々なアイテムに利用されています。
有名なブランドでいうと、JANSPORT、KELTY、Manhattan Portage、carharttとかですね。
「あ!ジャンスポーツのリュック高校の時、使ってたわー!」という方もいるのではないでしょうか?笑
1967年から一般の製品に使われるようになり、今では当たり前に利用されているCORDURAですが、どんな機能を持っているんでしょうか?
CORDURA(コーデュラ)の特徴
耐久性
やっぱりこれが1番の特徴ではないでしょうか。
CORDURAは、強力な糸を使って高密度に織られているので、他のナイロン生地と比較しても、摩耗や引き裂き、すりきれ、穴あきに強いです。
他社の一般に流通しているナイロン生地と比べると7倍もの強度があるそうです!
やっぱり気に入ったものは長く大事に使いたいですから、耐久性が高いのは嬉しいポイントですね。
軽量性
毎日使うものであれば、気になるのが軽さですね。
CORDURAは基本的にナイロン製ということもあり、軽さを犠牲にすることなく、丈夫な製品を作ることができます。
CORDURAのコットンとナイロンの混紡生地「COMBAT WOOL」で作られたジャケットは、通常の同じ重さのコットンジャケットと比較して、摩耗の耐久性は14倍もあるそうです!
(14倍にもなると、ちょっと凄すぎて想像しにくいですね笑)
丈夫な上に軽量ときたら、デイリーユースのリュックや通勤バッグに選ばれるのも納得ですね!
撥水性
CORDURAのナイロン生地は、防水仕様と書いていない製品だったとしても、日常のちょっとした雨ぐらいなら問題なく使えるのも特徴です。
これは裏側にポリウレタン加工が施されているためです。
日常でも急に雨が降ってきた。。なんてことはよくあることだと思うので、基本スペックとして撥水性がついているのは、嬉しいですね!
CORDURA(コーデュラ)の種類
「CORDURA」と一口に言っても、実はその種類は数10種類に及びます。
■コーデュラ1680
■コーデュラ1000
■コーデュラ500
■コーデュラ305P
■N/C コーデュラRIP
・・・
と、用途に分けて様々なラインナップがありますが、今回は具体的な商品と一緒に、主な物をご紹介します。
その前に、生地の違いは何で決まっているのかをご紹介します。
それは糸の太さです。
コーデュラの後ろに「1680」や「500」という数字が書いてありますが、これが使われている糸の太さになります。
この糸の太さの単位を「D:デニール」といって、9000メートルの長さにして1gになるのが1デニールとなります。
コーデュラ1680なら1680デニールで、9000メートルで1680g、ということです。
デニール数まで記載してあるお店は少ないとは思いますが、チェックしてみてください!
CORDURA(コーデュラ)のおすすめ品
それでは、CORDURAを使った商品をみていきましょう!
AER(エアー) トラベルパック
CORDURA1680が使われているこちら。
CORDURA1680は主にミリタリー用のかなり耐久性が求められる物に使われます。アメリカでは軍の鞄や防弾チョッキにも使われています。
ミリタリースペック素材ということは、生地自体の重さがネックになってしまうところですが、この商品は人間工学的に軽く背負えるストラップ形状を採用することで、そのネックを見事に解消しています。
1680デニールともなると糸が太くなるため、生地自体に立体感が出ていて、かっこいいですね。
詳細を見る最後に
頑丈、軽い、水も弾く、三拍子揃った万能生地、CORDURAの魅力、少しはお伝えできたでしょうか?
生地の特性を知ったうえで用途別にバッグを使い分けると、もっと愛着がわいてより楽しいデイリーライフ&アウトドアライフをすごして頂けるかな、と思います!