こんにちは、コロモビト.です。
カジュアルパンツの売上ランキングで
いつも上位にランクインしているベイカーパンツ。
この週も堂々の一位にランクインしています。
なぜこんなにも人気なのか。
しょっちゅうベイカーパンツを穿いている僕にはわかります。
『ベイカーパンツはとにかく合わせやすい!』
このことに尽きるんではないでしょうか。
アメカジ系のパンツの中でも
最高クラスの使いやすさです。
ダブルステッチだったら60年代とかボタンフライだったらどうだとか、
色々ありますが、今回はひとまずそういう原点のディテールのところは置いといて、
「どれだけ着回ししやすいのか」を検証してみようと思います。
ベイカーパンツについて
“ベイカー”の名前の由来は定かではありませんが、文字通りパン屋が作業用に穿いていたからベイカーパンツという話もあれば、
同じ形のホワイトパンツがミルクパンツと言われているのに対して、ベイカー(つまりパン職人)パンツと言われるようになったのではないか、という話もあります。
どうやら諸説あり、はっきりしていないようです。
動きやすく丈夫なことから米軍で採用されていた経歴もあり、上から縫いつけられた大きなパッチポケットが特徴です。
ファティーグパンツと呼ばれることもあり、
軍パンなので着こなしにおいてはカーゴパンツとよく比較されています。
カーゴパンツとの違い
カーゴパンツの場合はサイド部分に大きなポケットがついており、もっと無骨な印象になります。
対してベイカーパンツは、サイドのポケットがない分スッキリした印象になり、普段着に取り入れやすいミリタリーパンツといえます。
メンズのベイカーパンツの着こなし
通常のストレートに近い米軍のベイカーパンツとは違って、
テーパードがかったシルエットでスタイリッシュに仕上がっているのが特徴です。
定番のオリーブを着まわす
ベイカーパンツと言えば、やっぱりオリーブグリーンのカラーです。
生地には1950年代に米軍で採用されていた『バックサテン』を使用。
バックサテン地に硫化染加工を施したヴィンテージ感ある風合いです。
実物のOG107同様に、
このベイカーパンツも暗すぎず、緑すぎない、絶妙~な良い色味をしています。
①ベイカーパンツはアメカジには間違いなく合う
ワイルドな色味のベイカーパンツには、まずは男らしくデニムのアイテムを合わせたくなります。
デニムシャツと軍パンの組みあわせはワイルドでラフな鉄板のコーディネートです。
かなり男くさいコーディネートなので、もしかしたら女性受けはあまりよろしくないかもしれません。その分、男受けは文句なしです。
②ベイカーパンツはクラシックなアウトドアカジュアルにも
クラシカルなマウンテンパーカー型のジャケットとのコーディネート。
ベイカーパンツはアウトドアテイストのアイテムとも好相性です。
インナーにはシャツを着るのが、クラシカルなデザインを引き立てるポイントだと思っています。
スイカにかける塩みたいなもんです。
③ベイカーパンツをトラッドなアイテムと合わせると、ラギッドで男らしい雰囲気に
BDシャツ、革靴、ブリーフケースときて、トラウザーやチノパンを合わしたくなるところ。
ここをベイカーパンツに置き換えてもかっこよく着こなせます。
ボタンダウンシャツをタックインしたトラッドなスタイルも、
いい塩梅にカジュアルダウン。
ダービーシューズがラギッドな雰囲気を助長してくれます。
④小物やスポーティなアイテムと高相性だから夏はTシャツ一枚でも
ここまで革靴であわしてきましたが、スニーカーやTシャツ、キャップなどの
スポーティなアイテムとも相性抜群です。
太すぎないモノを選ぶのが、大人っぽく履くコツです。
ここまでで「ベイカーパンツがどれだけ使えるか」
充分ご理解いただけたと思いますが、まだまだ続きます。
⑤ボーダーカットソーでナチュラルなコーディネート
ボーダーのカットソーなどの、ナチュラルでカジュアルなカットソーのコーディネートも間違いなし。
優しい雰囲気で女性ウケも良さそうです。
ちなみにボーダー×白スニーカーは春っぽさがすごく出るので、
良い感じに早めの時季(2月~3月くらいの暖かい日など)に取り入れると、
一目置かれます。
毎年一回は使えるテクなので、知っていると人より得した人生を送れるでしょう。
⑥ベイカーパンツはリラックスしたカジュアルスタイルにも
オーバーサイズなリラックスシルエットのシャツとスニーカーでもあわせました。
ゆったりとして力の入っていない、イマっぽいコーディネートです。
⑦ベイカーパンツの足元はサンダルでもOKです
ここまで革靴かスニーカーでコーディネートしてきましたが、サンダルとも相性抜群。
レザーサンダル、バンドカラーシャツでほどよく脱力感のある、イマっぽい大人なコーディネートです。
オリーブ以外の色、ネイビーとキャメルもあります。
ここまで定番のオリーブでコーディネートしてきましたが、
あえてオリーブじゃない色を選ぶのもアリです。
この1年間で何百本と売れた大人気のベイカーパンツ。
「軍パンだし、どうせオリーブばかりが売れてるんだろう」
と思っていましたが、気になって販売実績を調べてみると、
オリーブが約60%、ダークネイビーとキャメルが約20%ずつ
といった実績でした。
ネイビーとキャメルもけっこう人気のようです。
現代のリアルクローズだからこそ展開できる、
古着ではみつからないような色を愉しめるのはいいですね。
⑧ベイカーパンツは色味を変えると季節感も変わります
キャメルという茶系の色もあります。
オールシーズン穿けますが、
特に秋冬っぽい色味のものが欲しいならキャメルがお勧めです。
⑨ネイビーならきれいめにも対応
ダークネイビーは一番落ち着いた色味なので、
いい意味でベイカーぽくない雰囲気が楽しめます。
ベイカーパンツはたくさんありますが、
JAPAN BLUE JEANSに別注をかけた、 ベイカー テーパード パンツ
だけでもこんなに着まわせました。
最後にベイカーパンツの口コミもご紹介します
「着まわしやすさ」について書いてきましたが、
最後にホンモノのお客様の声。
ご購入いただいたお客様からいただいたレビューを紹介します。
コットン100%のバックサテンの生地で、
オールシーズン活躍すること間違いなしのパンツです。
ミリタリーファッションについての記事もあるので、
あわせて読んでみてください。
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
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