365日帽子の男が教える、拘るあなたにお勧めの帽子

こんにちは、コロモビト.です。

帽子はお好きですか?

私はもう好き、大好きです。
かれこれ帽子歴十余年、被っていない日は冠婚葬祭を除けば全く無いと言っても過言ではありません。

最早帽子無しでは外に出られない…なんだか物足りない…
まるでパンツを穿き忘れたかのような感覚に陥ります。

どうせ帽子を被るしな…と丸坊主にして早2年。
被りやすくなって帽子愛も尚更深まる一方です。

今回はそんな私が帽子選びに悩める貴方に贈る、拘りの帽子選びガイドをお送りします!!

この記事はこんな方にお勧め

[帽子を取り入れたファッションにチャレンジしたい]

[人と違う帽子が欲しい]

[品質に拘った帽子が欲しい]

帽子選びは難しい

安い物から高い物、種類に関しても色々な帽子を被ってきました。
もちろん失敗もたくさんしました。

帽子選びってとても難しいですよね。
顔の形や大きさによって似合う帽子が異なってくるのはもちろんのこと、
帽子を被るだけで一気にお洒落に見えたり、またその逆もしかりです。

何を被ったらいいか分からない!!

と敬遠して挑戦できない方も多いのではないでしょうか。

そして、どうせ被るなら拘ったクオリティの物を愛着持って被りたいですよね。

そこで今から、
新しい帽子が欲しい帽子玄人の方から、
これから帽子をコーディーネートに取り入れたい帽子初心者の方までお勧めできる、拘りの帽子たちを代表的な3タイプに分けてご紹介します。

それぞれのブランドの歴史と拘りもご紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。

お勧めの帽子をタイプ別にご紹介

ベースボールキャップ

帽子の代名詞ベースボールキャップ。
MLBキャップでお馴染みのNEW ERAの59FIFTYは誰もが知るところでしょう。
でもあれ被り辛いんですよね(※)クラウン高くて….
(※頭部を覆う山の部分のこと)

製造しているブランドも価格帯もデザインも豊富なだけに何を選んだらいいのか迷います。

(キャップが似合わないとお悩みのあなたはこちらの記事をどうぞ )

子供っぽいのも困るし、スポーティー過ぎるのもスタイリングに馴染まない。

そこでお勧めの逸品、こちらはいかがでしょうか。

[EBBETS FIELD FLANNELS(エベッツフィールドフランネルズ)]

ブランド概要

1988年にワシントン州シアトルで設立されたブランド。
創業者であるジェリーコーエンの故郷、ブルックリンにあったブルックリンドジャースのホームスタジアム「エベッツフィールド」がブランド名の由来となっています。
設立当初から、1940年代に実際のプロ野球の試合で使用されていたウール素材のベースボールウェアの復刻アイテムを販売。
その後さまざまなアイテムを復刻させますが、なかでもベースボールキャップはブランドの代表アイテムとなっています。
一貫してアメリカでの生産にこだわり、昔ながらの工程で製造。
有名なチームだけでなく、独立系リーグなど一般的にはマイナーなリーグまでをも復刻させている姿勢から、コアなファンも多いことで有名です。
愛用者にはスパイク・リーやデヴィッド・レターマンなどの名も。
アメリカにおけるヴィンテージベースボールウェアのパイオニアとしての地位を確立しています。

出典:https://otokomaeken.com/masterpiece/152729

EBBETS FIELD FLANNELS(エベッツフィールドフランネルズ) USA製 ウールベースボールキャップ

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MADE IN USAはいつだって魔法の言葉。ただそれだけでグっと来る方、多いのではないでしょうか。
ツバ裏のサテン素材やレザーバックルなどヴィンテージを意識したディティールがたまりません。
被りも程よい深さで、ツバは真っすぐなままでも良し、曲げても良しです。

愛用者として名前が挙がっていたスパイク・リーっていうとエア・ジョーダンコレクターとしても有名ですね。
彼の監督作品だとDo the Right Thing(1989年)やMalcolm X(1992年)あたりが有名ですが、個人的にはPass over(2018年/日本未公開)もなかなかグッときました。

おっと話が逸れましたね…

クラシックな仕様に倣ってウール素材なので季節を若干選びますが、真夏以外は大丈夫!!(経験談)
シンプルなスタイルに加えるだけで少しこなれた印象を作り上げることができます。

ご紹介したこちら以外にも世界中の野球チームのキャップを製造しているので贔屓のチームを選んでみてくださいね。
チーム違いで複数ゲットもお勧めです。

[HIGHER(ハイヤー)]

ブランド概要

現状の技術や品質に満足することなく常に向上心を持って
『より高みを目指す』との意味を込めて『HIGHER』と名付けました。
帽子の産地である岡山県南西部から
長年積み重ねてきた伝統と技術を受け継ぎさらにHIGHERなりのエッセンスを加えた新しい物を提案しています。
MADE IN JAPANにこだわりを持ち日本人の細やかさを活かしひとつひとつ丁寧に商品を生み出しています。
HIGHERの帽子を身につける事で一人でも多くの人が笑顔になってくれる事を願いつつ日々、製作に取り組んでいます。

出典:https://www.higher-official.com/about

HIGHER(ハイヤー) 日本製 マルチパネルキャップ

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古くから帽子の産地である岡山でひとつひとつ手作業で製造を続けるHIGHERの帽子は、きめ細やかな仕事ぶり思わずため息がこぼれるものばかり。

こちらは6枚継ぎのいわゆる6パネルタイプのキャップ。
よく見ると各部色味が異なります。手間がかかっていることが伝わりますが、さり気ないのがまた憎いポイント。

短めなツバはスタイリッシュで、キャップが苦手な方にもお勧め。
針金が入っているので自由自在に折り曲げて好みのスタイルを作ることができます。

くしゃっと丸めて持ち運べるのもいいですね。

ニットキャップ

ニットキャップは秋冬だけの物??
いいえ、そんなことはありません。

夏にニットキャップなんて暑苦しいなんていうのは昔のお話で、
コットン素材やリネン素材のものなど、シーズンレスに楽しんでいただけるアイテムが揃っています。

いくつあっても困りませんし、
コーディネートを選ばず、加えるだけでワンランク上の雰囲気に。

ただこれも深さだったり色だったり、なかなか気に入ったものにたどり着くのが難しいんですよね~

黒いシンプルなものだけでも今までいくつ買ったか分かりません。

そんなニットキャップのお勧めはこちら。

[HIGHLAND2000(ハイランド2000)]

ブランド概要

100年以上の長い歴史を誇るイギリスのKNITメーカー「ハイランド2000」。

厳選された素材を使用して生産される全ての製品は、
ハンドフレーム(手編み機)による伝統的な製法で作られています。
この手法はNottinghamshire Calverton村のWilliam Lee氏の発明によるもので、それ以来英国ニット産業にも大きく貢献しました。
伝統技術が失われつつある現在、このブランドの優れた技術と
商品のクオリティーは世界的にも高く評価されています。

HIGHLAND 2000(ハイランド2000) イギリス製 ショートコットンニットキャップ

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こちらはコットン製でシーズンを問わずに愛用できるタイプ。
カラーバリエーションも豊富なので色違いでゲットするのもアリですね。

ふんわりと柔らかい素材感で、着用していることを忘れることもしばしば。
何か被っている感じが苦手な方にも取り入れていただきやすいですね。

ショートタイプなのでもともと浅めの被り心地ですが、折り返し部分をぐるぐる巻いて、もっと浅めに被るのもお勧めです。

[ROTOTO(ロトト)]

ブランド概要

江戸時代に始まった織物産業をルーツに持つ、奈良県北西部の靴下産業。私たち〈ROTOTO〉は、こうした歴史と伝統を承継してきた職人の方々と現場(工場)で話し合うことで生まれる「ものづくり」を何よりも大切にしています。
まず、無数にある糸の中からイメージする履き心地に適した糸を選定。異素材を編み立てた新しい素材を職人の方々と開発するところから、靴下づくりをスタートさせることもあります。
そして、糸と用途に合わせて編み機を選択。世界でも台数の限られた珍しい特殊編み機、コンピューター化されていない旧式編み機、最新鋭の編み機といった機械を使い分けるだけでなく、
職人の方と現場で膝を突き合わせながら、靴下を理想のカタチへと仕上げています。

出典:https://www.rototo.jp/pages/about

ROTOTO(ロトト) 日本製 コットンロールアップビーニー

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ツウの間では国を越えて定評のある靴下メーカー、ROTOTO(ロトト)が手掛けたコットンビーニー。
奈良県広陵町で熟練した職人によってひとつひとつ丁寧に作られており、もちろん品質は折り紙付きです。

こちらも浅めの被りで、スタイルを選ばず取り入れやすいデザインです。

3000円台というリーズナブルな価格も嬉しいですね。

バケットハット

難易度高いと思っていませんか?

なんだか怪しく見えたり、カッコつけて見えたり、敬遠してる人も多いのがきっとハットです。

ハットといえども種類は様々ですが、今回はカジュアルスタイルに取り入れやすいバケットハットを2点ピックアップしました。

[DECHO(デコ)]

ブランド概要

岡山県倉敷市を拠点に2003年にスタート。ワーク、ミリタリー、ネイティブ、ヴィンテージやデッドストック、古き良いものをミックスし着用するごとに色を変える、経年変化する帽子づくりをコンセプトにしています。
量産工程に至るまで自社工場内で縫製し、一貫した意識の中で生産する姿勢を大切にしています。ハンドメイドならではのぬくもり、長年使い続けていただくことで生まれる変化をお楽しみください。

DECHO(デコ) 日本製 バケットハット

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バケットハットは、それこそ1000-2000円台の安価な物も街中でよく見かけますが、こちらはもちろん比べ物にならない拘りが詰まった逸品です。
日本人の頭の形によく合う深めのシルエットがうれしいですね。

飾り気のないオーソドックスなデザインですが、手に取っただけで素材の良さ、作りの丁寧さが伝わります。

旧力織機で織られたチノクロスは使い込むごとに油が抜け、エイジングも楽しめる仕様に。(ネイビー/ベージュ)
真鍮製のブランドプレートはさり気なく良いアクセントになっています。

最後に

今回は拘るあなたにお勧めの帽子についてお話ししました。

お楽しみいただけましたでしょうか。

お気に入りを見つけて、帽子ライフを楽しんでくださいね。

コロモビト.ではあなたを魅力的にする情報をお届けしていきますので、またお越しいただけましたら幸いです。
よろしければブックマークよろしくお願いいたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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