燃えない服があるって本当!?

火に強い服

服は簡単に燃えてしまいます。

「タバコの火でうっかり穴を開けてしまった」「 初詣でお焚き上げの火の粉にあたってしまって 穴が開いた」なんて経験はないですか?せっかく買ったお気に入りの服が台無し・・・なんて悲しいですね。

焚火を見つめる男性

あの悲しみを繰り返したくない!という方。

実は火の粉に強い「燃えにくい」繊維というものがあるんです。

燃えにくい繊維

頑丈に編まれたロープ

火災に耐えるという社会ニーズにより、数々の難燃繊維が開発されました。燃えにくい繊維には 繊維自体が難燃の性質を持っているもの。

繊維自体が難燃の性質を持っているもの。

難燃剤を混入して難燃性を付与するもの。

の二種類があります。

「燃えにくい」性質を表す上で「難燃」「防炎」という言葉が使われますが両者には違いがあります。
「難燃」は、原料である高分子そのものを合成反応の段階から燃えにくい性質にし紡糸するもの。
「防炎」は、可燃性の繊維製品に、難燃剤を付着させる加工を指す場合が多く、織物にしてから燃えにくくする場合に用いられます。

難燃素材はどこで使われる?

きらびやかな劇場

主にホテル、旅館、ホール、劇場などの不特定多数の人が集まるところのカーテンなどのインテリア商品や寝具などに使用されます。 火事が起きて燃え広がってしまうと危険なので燃えにくい繊維が選ばれているんですね。

毛糸

ちなみに天然繊維の中では羊毛が比較的燃えにくい性質があります。 いちおう、羊毛は難燃素材ではありませんのであしからず。

実は燃えない繊維もある

ガラス繊維

燃えない、不燃性繊維としてはガラス繊維があります。 ガラス繊維は、その名前の通りガラスからつくられた糸のことで、住宅・ビル・自動車の分野などで活用されています。衣類には使用されないようですね。

最後に

ペンとノート

要するに、燃えにくい素材はインテリアや建物設備などには利用されていましたが、普段着にはあまり利用されていなかったんです。

ところが最近は焚火が流行っていることもあり、難燃素材を使ったウェアなんかも出てきているんです。そんな難燃素材を使ったおすすめウエアの記事はコチラから

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