PRAS

日本製にこだわり、丈夫であわせやすい久留米スニーカー

こんにちは、コロモビト.です。

キャンバススニーカーは量販店にいけば、だれでも安く手にいれることができます。

スニーカーがあふれるほど存在する中でも、
世界中から注目を集めている久留米スニーカー。

シンプルでおしゃれなだけじゃなく、
丈夫なソールと軽快な履き心地が魅力の
MADE IN KURUME”。

その中でもアパレル業界から支持されている
PRAS“というブランドを紹介します。

PRAS(プラス)とは

PRASのロゴ

PRASは、アッパーに児島帆布を使用した久留米製バルカナイズドスニーカーのレーベルです。
JAPANISM PRODUCTとは、単に 日本製 ということではなく、
「真摯さ、繊細さ、愚直さ、謙虚さ、懇切さ」のような目には見えない内面的な日本的特質を訴えかけたものです。
そして、それをグローバルに発信し共感を得ることを PRAS は目指しています。

PRAS(プラス)のシグネチャーモデル、
シェルキャップ ロウ キャンバス スニーカー

PRASのシェルキャップ ロウ キャンバス スニーカー

バルカナイズド製法で作られるPRAS(プラス)のスニーカーですが、
どこか懐かしさを感じるシンプルなデザインが魅力。
つま先の、貝殻をモチーフとした型『シェルキャップ』が特徴です

詳細を見る

普通のキャンバススニーカーは量販店にいけば5,000円くらいで購入できます。

ところが、PRASのキャンバススニーカーは約3倍の15,000円くらいします。
5,000円のスニーカーが3足買えてしまう金額なので、ちょっと高級ですね。

それでも大人気の理由は何なのでしょうか。

答えはかんたんです。
生産背景がしっかりとしていて丈夫

さらに毎日でも履けるデザイン性の高さにあります。

では、それらはどのようにして生み出されるのか。

だれが
どんな生地を使って
どのように作っているか

解説していきます。

①140年の実績「ムーンスター」が製造している

MOONSTARの写真

福岡県久留米市はゴム産業の町として有名。

ムーンスターは、明治6年(1873年)に地下足袋から始まり、
140年ものあいだ靴を作り続けてきました。

人の足型を研究し、特にラバー素材にこだわることで履き心地の良さを保ち続けてきたムーンスターが新たな一歩を踏み出すために、
140年間の靴作りへの自信と誇りを込めた“MADE IN KURUME”の靴が誕生したのです。

ムーンスターの靴をつくる写真

②安心の「児島帆布」を使用している

児島帆布を持つ職人

児島帆布とは、岡山県の児島でつくられる帆布のことです、

化学繊維と違い、天然素材だけで作られ、使い続けるほどに味わいがうまれ、耐久性・通気性にも優れています。

ちなみに、
児島地方はなぜ繊維産業で有名なのか?

海が近い児島地区は、塩害の影響もあり、農耕に適していない土地でした。
そんな土地でも成長したのが、綿花だったそうです。
温暖な気候と豊富な水源に恵まれ、綿に関しては良質なものが収穫できた。

この綿を加工し太い糸を、さらにそれを織って丈夫な紐や布地を作ることで地域の大きな産業へと展開していった。
現在でも児島地区は、綿産業が盛んで、学生服やジーンズなど綿製品の産地となっています。

③スニーカー製造の最高技術「バルカナイズド製法」

バルカナイズド製法の計器

バルカナイズド製法はスニーカー本体とソールを張り合わせる製法のことです。

とても古い製造方法で、スニーカー本体とソールの間にまだ固まっていないゴム(未加硫ゴム)をはさみ、特殊な釜にいれ高温で圧力を加えながら硫黄などの加硫剤を加え、ゴムの硬化させていく。

この製法により素材の異なるキャンバスとゴム底が強力に圧着され、しっかりと一体化させます。
そうすることでしなやかに、そして剥がれにくいという特徴があります。

接着剤でゴム底を張り合わせたスニーカーとは耐久性がまったく違うのです。

バルカナイズド製法で靴を作る職人

PRASのキャンバススニーカーをつかった足元コーディネート10連発

生産背景についてみていきましたが、
一番気になるのは実際に使いやすいのかどうか。

PRASのスニーカーはカジュアルなコーディネートにピッタリで、何にでも合わせやすいのが特徴。
特にアメカジ系のパンツであれば、合わないパンツを探す方が難しいかもしれません。

こののスニーカーを使った足元を10パターン紹介します。

デニムパンツ(ロールアップ)とのコーディネート

まずは、定番中の定番。
ロールアップしたデニムパンツとコーディネートしました。

ロールアップしたジーンズとスニーカーのコーディネート

デニムパンツとのコーディネート

同じデニムパンツでも、ロールアップせずに合してもカッコいいです。
ちょっとルーズな気分のときにぴったり。

ルーズなデニムとスニーカーのコーディネート

ミリタリーパンツとのコーディネート

アメカジの定番、軍パンともベストマッチです。

軍パンとスニーカーのコーディネート

ネイビーのミリタリーパンツとのコーディネート

ヴィンテージ感のあるカラーリングが”ツウ”ですね。

紺色の軍パンとスニーカーのコーディネート

機能素材テックパンツとのコーディネート

近頃人気の機能素材『SUPPLEX NYLON(サプレックスナイロン)』のイージーパンツと合わせてもイイ感じです。

機能パンツとスニーカーのコーディネート

ワイドなチノパンとのコーディネート

最近よく見かける、ワイドなチノパンとも◎

ワイドなチノパンとスニーカーのコーディネート

コーデュロイパンツとのコーディネート

クラシックな雰囲気のコーデュロイで合わせると、
また違った表情をみせてくれます。

コーデュロイパンツとスニーカーのコーディネート

ネイビーのトラウザーとのコーディネート

きれい目なコーディネートのハズシとしても活躍してくれます。

トラウザーとスニーカーのコーディネート

ショーツとのコーディネート

ショーツにもしっくりきます。
真夏はこんな感じでラフに履いていただけます。

ショートパンツとスニーカーのコーディネート

ペインターパンツとのコーディネート

白いパンツに生成り色のスニーカーで潔く。
風合いのあるキャンバスを使用しているので、悪目立ちせずにおしゃれ。

ペインターパンツとスニーカーのコーディネート

レビューをみると、
履き心地がよく、色違いで買われる方も多いようです。

PRASのレビュー

最後に

生産背景のしっかりした久留米のスニーカーは
世界的にも注目されていますし、見る人が見ればわかります。

世の中にたくさんのスニーカーが溢れている今、国産のスニーカーがトレンドとして人々の目に留まるのは、
ジャパンクオリティそのものの価値が認められているからこそではないでしょうか。

ちなみにメンズだけでなく、レディースもあるので、
プレゼントにもぴったりです。

あだち

端正なルックスとは裏腹にユーモア精神に溢れ、社内に笑いを巻き起こす男。スケボー通勤で有名。

趣味:ライブ/フェス/スケボー