ヘヴィーロンT徹底比較!![Good On VS Goodwear!!]

こんにちは、コロモビト.新人ライターのかわしまです。

まだまだ暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。

来る秋のファッションを楽しむに欠かせないのが長袖Tシャツ、いわゆるロンTです。

ひとくちにロンTといっても色々ある中で、ヘヴィーで頼れる相棒を探しているあなたはきっとGood OnそしてGoodwearの名前を一度は聞いたことがあるはず。

名前も雰囲気も共通点がちらほらありますが、気になるのはその違い…

弊店でも人気を二分する両ブランドのヘヴィーロンT、今回は実際に着比べて着用感とスペックを徹底リポート。

あなたはどちらがお好み??

▼この記事はこんな方にお勧め

・Good OnのTシャツが気になる方

・GoodwearのTシャツが気になる方

・コットン100%のTシャツがお好きな方

・ヘヴィーウェイトのロンTをお探しの方

・日本製またはアメリカ製の服がお好きな方

まずは両者を簡単にご紹介

どちらもまだあまり知らない方の為に、まずは両者をさくっとご紹介します。

Good Onブランドプロフィール

アメリカが大量消費時代に入る以前の衣料品は生地・縫製の質に優れ、何十年も昔の製品が古着としての価値を得て今も多く残っています。
こういった製品の、今もなお着続けられるほどの丈夫な作りや、愛着とともに増していく風合いに魅了されて、Good Onの製作がスタートしたのは1997年のこと。

質より量を求めるアメリカの現状において、こだわった物づくりに対して熱くなってくれる工場や生地屋は存在するのだろうか?この難題をクリアすることから取り組み、以来20年にわたって品質と技術を高めながら、全てにおいてこだわった古き良きアメリカの名品を今に落とし込み、毎日何気なく袖を通したくなるような究極のデイリーウェアを生み出し続けています。

Good Onオフィシャルホームページより引用(https://www.good-on.com/)

今回ピックアップするモデル

GOOD ON(グッドオン) 別注長袖ポケットTシャツ
詳細を見る

泣く子も黙る9oz、もはやスウェットシャツと言っても過言ではない超ヘヴィーロンT。着ごたえあるなあ。

インラインモデルはラグランスリーブですが、今回は比較対象のGoodwearに合わせて弊社別注のセットインスリーブモデルをチョイス。

Goodwearブランドプロフィール

Goodwear(グッドウェア)はアメリカのマサチューセッツ州エセックス、ビバリーにて1983年に創業したThe Goodwear Corporation, Inc.社のブランドです。
Made in U.S.A(米国製)の7.2ozのヘヴィーウェイトコットンのポケットTを中心に世界中のセレクトショップ等で販売されております。

Goodwearオフィシャルホームページより引用(https://www.stanleyintl.co.jp/brand/goodwear/)

今回ピックアップするモデル

GOODWEAR(グッドウェア) クルーネックポケット Tシャツ
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ブランド定番のヘヴィーロンTをチョイス。Good Onより薄手・・・とはいえ7.2ozは十分分厚いです。

ちょっと写真では分かり辛いですが太めのネックリブはGoodwearを有名にしたディティールのひとつなのだとか。

4つの共通点

比較を始める前に、両者の共通点を確認しておきましょう。

1.歴史あるブランドの製品である

Good Onは日本で創業24年、Goodwearはアメリカで創業38年。国は違えどどちらも老舗といっても過言ではないですね。両者ともTシャツをメインに製造しているハイクオリティなブランドです。

2.USAコットンにこだわっている

コットン生産量の8割をインドと中国が占める中、こだわりのUSAコットンを使用。ならではの肌触りは一度使うと手放せません。確かな品質にこだわったチョイスです。

3.とにかくタフである

どちらも頑丈なバインダーネックを採用し、強固な縫製もあいまってヨレ知らず。Good Onに至っては”365日洗濯してもダメージがない”とまで謳っています。デイリーウェアはタフじゃなきゃ!!基本のキの字ですがこれがなかなか難しいのです。

4.名前にGoodがつく

言わずもがなですがね。Good OnとGoodwear、自らGoodと名乗る以上はさぞかしどちらもGoodに違いありません・・・

徹底比較開始!!

それでは早速徹底比較開始。着用した感想とスペックを比較していきます。

着用感[Good On編]

まずは着用感。Good Onから参りましょう。

今回はLサイズのブラックを着用。(177cm/70kg)

横割りボディでサイドにはスリットが入っており、後ろの方が若干着丈が長くなっています。ポロシャツ的なディティールです。1枚で着てもサマになりますね。

Good Onならではのピグメントダイは、着古してフェードしたかのような風合いが魅力的です。ポケット部分のアタリもいい味出しています。着込んでウォッシュを重ねることで更に色落ちする為経年変化も楽しめますよ。

サイズ感は全体的に若干ルーズ。腕を伸ばしても袖丈にゆとりがあります。個人的にはこれくらいのゆったりさが好きです。ジャストで着たい方はワンサイズ下げてもいいかもしれません。

ただ、生地の厚さが薄手のスウェットシャツくらい(9oz)あるのであんまりタイトなサイズを選ぶと恐らく着脱がちょっと難しいですね。生地の目が詰まっているからか伸縮性はあまり良くないです。

質感は言葉で表すとガシッとした感じ。少し硬めの着心地で、めちゃくちゃ頼りがいのある雰囲気。ちょっとやそっとの洗濯くらいではビクともしないでしょうねこれは。そもそもGood On製品は過酷な染めの工程に耐えうるよう超頑丈に作られていますから、耐久性については安心です。

ヘヴィーウェイトTシャツといえばキャンバー社のマックスウエイトT(8oz)が有名ですが、こちらは更に1oz分厚い9ozですから、「夏でも長袖派」という方であっても真夏の着用はあまりお勧めできません。めっちゃ暑いです。

夏場も着たいという生粋のヘヴィーウェイターさん向けに半袖もありますので是非そちらも見てみてください。

着用感[Goodwear編]

次にGoodwear。

こちらもLサイズのブラックを着用。(177cm/70kg)

こちらは先程と変わって丸胴ボディでサイドに縫い目がない仕様。ボックスシルエット。クラシックなアメリカンTシャツの作りです。思ったより首が詰まり過ぎてなくていい感じ。その点に関してはGood Onも同様でした。

カラーはいわゆる普通の黒色です。褪せた感じが苦手な方はこちらがいいですね。

サイズは身幅、肩幅などどこをとってもジャスト。ただ、腕を伸ばすとちょっとだけ袖がつんつるてんになってしまうので、買うならXLサイズでもいいかなあと思いました。

オンスは7.2。チャンピオン社の定番ヘヴィーウェイトTシャツT1011が7ozなので、あれより少しだけ分厚いくらいとイメージしていただければ分かりやすいですかね。9ozを前にインパクトこそ劣りますが一般的なTシャツが5oz前後と考えると十分分厚いです。普段あまりヘヴィーなTシャツを着ない方もトライしやすい厚さかなと。ちなみに肌触りはこちらの方がふんわりしています。

着用する季節に関してはギリギリ春夏秋冬オッケー。でもやっぱり真夏に着るには厚い、いや暑いと思います。

こちらも半袖がありますので生粋のヘヴィーウェイターの方は(以下略)

全体的にこれといった特徴はないですが、質実剛健なザ・アメリカンスタンダードといった感じでしょうか。

スペック[Good On編]

今度はスペック面から比較。

持ち帰って測っていきまして・・・

平置き採寸で

肩幅:49cm

身幅:58cm

袖丈:61cm

着丈:前67cm/後70cm

という結果でした。(個体により1-2cmの差があります)

ちなみに

胸ポケットは縦12.5cm×横11.5cmという具合ですかね。問題なくタバコが収まるサイズです。

別注品の証、Special Editionのタグがつきます。なんかカッコイイ!!

生産国は日本。技術のある工場で丁寧に生産されています。

カラーバリエーションはブラックを含めて全7色。

そして気になるプライスは税込み7920円となっています。

スペック[Goodwear編]

こちらも測っていきます。

こちらは平置き採寸で

肩幅:46cm (-3cm)

身幅:55cm (-3cm)

袖丈:61cm(±0cm)

着丈:前後68cm(前+1cm/後-2cm)

という結果でした。(個体により1-2cmの差があります)

カッコ内の数値はGood Onと比較した差を表しています。

Goodwear、袖が短いと思ったら肩幅がちょっと狭かったのかなるほど。身幅もこちらの方がやや小さめ。

こちらもちなみにですが、

縦13cm×横11cmとGood Onよりも少し縦長です。

MADE IN USAの文字が誇らしげですね。アメリカ製万歳!!

カラーバリエーションは弊社で取扱いがあるものだけで17色。(多い!!)

そしてこちらのプライスも税込み7920円。Good Onと一緒です。

ちなみにオンスの件で比較に出したチャンピオン社のT1011が税込み7590円。

プラス330円で0.2オンス分厚くなると考えるととってもお得です。(?)

そういえば近年、USA生産ではない安価なライセンス品が出回っているようですが、それとこれとは全くの別物。誤ってご購入されないように注意してくださいね。

総括

実際に細部を見て着て測って、書きながらいろいろと考えました。

まとめますと、

【Good On向きの方】

・とにかくヘヴィーウェイト!!Tシャツは分厚い方がカッコイイ!!方

・オーソドックスなTシャツと少し変化をつけたい方

・経年変化を楽しんで着たい方

・一枚でバシッと決まるロンTをお探しの方

・日本製の服が好きな方

【Goodwear向きの方】

・クラシックなアメリカンウェアを愛してやまない方

・着回しの効くヘヴィーロンTが欲しい方

・豊富なカラーで遊びたい方

・ヘヴィーウェイト初心者の方

・アメリカ製という言葉にロマンを感じる方

こんな感じじゃあないでしょうか。

無論、どちらもGoodなヘヴィーロンTであることは責任もって保証させていただきます。

最後に

今回はヘヴィーロンT徹底比較をお送りしました。

一度着るとやめられなくなるヘヴィーウェイト。ペラペラのTシャツにはもう戻れません!!

着たことがない、また今まで興味が無かった方にこそ是非トライしていただきたいアイテムです。

レッツ!!ヘヴィーウェイト!!レッツビーヘヴィウェイター!!

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最後まで読んでいただきありがとうございました!

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