今年は『暖冬』 そんな噂が各所から聞こえてくる。 とはいえやっぱり冬は寒い。だけど長いシーズン着れるアウターが欲しい。 そんな欲張りな声にお応えし、今年活躍間違いなしのダウンベストを紹介したいと思う。
袖が無い事の優位性
長いシーズン着られる
身体の中心はしっかり保温しつつも、抜けがあることで気温に合わせたコーディネートができる。 例えば、秋はシャツやスウェット、冬はニットやジャケットもしくはシェルアウターと、春はカットソー、ロンTなど 組み合わせ次第で10月~3月くらいまでと、なんと1年の半分ぐらい着用できてしまうのだ。
レイヤードでこなれ感が出せる
ダウンジャケットだとインナーの印象はスタイリングに影響しにくく、パンツとの相性になってくるが、 ダウンベストならその日の気分でキレイ目からカジュアル、ストリートまでコーディネートで変化をかけられる。 いつも同じアウターを着ているという印象を持たれない、洒落たイメージ付けにはもってこいだ。 また、レイヤードの色の組み合わせによっても季節感を出しやすいので、冬以外に着ても暑苦しい印象にはならないのもポイント。
こう着る
秋のコーデ
10~11月、朝晩は肌寒いが、日中はそこそこ気温が上がる日もある。そんなときのインナーはこれだ。
まずはシャツコーデ。秋の立ち上がりに買った暖色のチェックシャツを着て、アメカジにふってみる。 デニムやチノだとそのまますぎるのでウールパンツ等を合わせてみるのも良い。
そしてスウェット。よくあるコーデだが、フードスウェットを合わせてみよう。 その時のダウンベストは衿高が高すぎないものが良い。スタンドタイプのネックが高いとフードが立ちすぎておさまりが悪い。 何か苦しそうに見えてしまう。ノーカラータイプか衿高低めのタイプがおススメ。
冬のコーデ
12~1月、本格的に冬の装いになる。温かみのあるコーデを楽しみたい。
ニットから合わせてみよう。ノルディック柄のニットを合わせると一気に冬らしい印象になる。 すとんとしたワイドパンツを合わせるとほっこりしすぎない雰囲気が出せる。
シェルアウターと合わせて、アウトドア感を出していこうと思う。この組み合わせだと気温の変化にも対応しやすい。 室内と外で程良い体感温度に調整していけるのがポイント。
春のコーデ
2~3月少しずつ陽ざしがあったかくなる頃。重たい印象を払拭したくなるシーズンの到来だ。
まずはカットソー。ヘンリーネックで衿元に変化をつけて、シンプルになりすぎないようにしよう。 パンツはファティーグパンツで武骨さをプラスするのもひとつ。
グラフィックロンTでストリート感を出してみる。昨今の流れでスウェットパンツを合わせると良さそう。 暑ければダウンベストを脱いで手に持っても、コーデは成立する。
使用頻度MAXダウンベスト3選
NANGA焚火ダウンベスト
インラインには無い形のロココ別注のスタンドネックダウンベスト。 衿のダウン量を少し減らし、ネックの高さも少し低めにすることでインナーにフードを持ってきてももたつかない。 生地も焚火生地のため、キャンプシーンにも活躍間違いなし。 マットな質感のため、合わせるアイテムも選ばず、コーディネートの幅が広いのも高評価。
詳細を見るSIリバーシブルダウンベスト
撥水加工の施されたA面はステッチの出ないディティール・マットな質感でクリーンな印象。 キルトステッチの施されたB面は少し光沢のある高密ナイロンタフタでダウンらしい見た目。 両面で印象が大きく変わるため、シーン別の使い分けが◎。
詳細を見るNANGAインナーダウンベスト
本来はインナーダウンとしての役割だが、程良いダウン量でアウター使いも十分。 すっきりとしたシンプルなVネックデザインで、オフィスでの使用にも活躍。
詳細を見る最後に
よく見るアイテムだけど、意外とクローゼットには無かったりするダウンベスト、持っていれば大活躍間違いなしだろう。 暖冬の今年こそ手に入れ、ワードローブに加えて、長いシーズン楽しもう。