こんにちは、コロモビト.です。
寒くなると毎シーズン注目を集めるボアアイテム。
90年代ファッションやアウトドアファッションが人気を集める中、今シーズンはその注目度がピークに達しています。
そこで今回は、今旬なボアアイテムのミッドレイヤー使いとコーディネート術のお話をさせていただきます。
ボアとは
まずはボアについて軽く触れておきましょう。
ボアとは動物の毛を連想させるモコモコとした素材感が特徴の生地のことを呼びます。
「ボア=boa」の語源は大蛇を意味するラテン語、女性が首に巻いた様子が大蛇に見えたことからこの名前が付いたと言われています。
ボアは毛足の長さや毛並みの表情でいくつかの種類に分かれます。
一般的に良く使用されるのが「シープボア」と「プードルボア」、他にも「アルパカボア」や「ムックボア」などがあります。
ボアアイテムをミッドレイヤーとして使用する
ボアアイテムをアウターとして着ている方が多いと思うのですが・・・
「それだけでは勿体ない!」
と言うのもボアアイテムは、アウターとしてはもちろん、ミッドレイヤーとしても使いやすいからです。
もちろん全てのボアアイテムがそうではないので、押さえておきたポイントを3つに絞って解説します。
サイズ感はジャストからややルーズ
ボアアイテムをミッドレイヤーとして使用する際は、サイズ感がとても大切です。
ボリュームのあるボアアイテムをミッドレイヤーとして中に着ることを考えると、ジャストサイズからややルーズなサイズ感まで。
あまり大き目のサイズ感のボアアイテムを使用すると全体のシルエットが崩れて野暮ったい印象になってしまうので避けましょう。
長い着丈は不向き
ボアアイテムをミッドレイヤーとしておしゃれに見せる為には、上に着るアイテムよりも短いということが条件となります。
Tシャツなどの重ね着は裾からチラ見せするのもおしゃれに見えるのですが、ボアアイテムの場合はそのボリュームが邪魔をしてだらしない印象になってしまいます。
着丈が腰位置に来るアイテムを選んでおけば、幅広いアイテムとのコーディネートを楽しむことができます。
襟のデザインはハイネックがベスト
中に着ることを考えると襟のデザインは、すっきりとしたネックラインを演出してくれるハイネックがおすすめです。
フードなどのネックデザインは襟周りにボリュームが出過ぎるので、ミッドレイヤーとしては不向きです。
ミッドレイヤーにもおすすめのボアアイテム
ミッドレイヤーにもおすすめのボアアイテムをいくつかご紹介させていただきます。
ミッドレイヤーとして着ているスタイリングと合わせてチェックしてください。
アウトドアからレストまでこの1枚で
中肉でカーリーな毛足が特徴のパイルジャケット。インドアのレストシーンからアウトドアのキャンプシーンまで幅広く活躍する保温アイテムです。
すっきりとした首回りは巻物や羽織りとの干渉を減らしながら、防風効果をアップ。
ややゆったりとした身幅に程よい丈感のシルエット。
アウトドアやキャンプシーンはもちろん、お家やインドアでのリラックスシーンでも嬉しい着用感です。
見た目にも暖かな、中肉でカーリーな毛足のパイル生地を使用。ポリエステルの速乾性にウールの保温性、アクリルのソフトな肌触りが魅力です。
裏地はすっきりとしているので、重ね着の際にもさっと袖を通すことができます。
●WOOLRICH(ウールリッチ) ライト パイル ジャケット
詳細を見る風合いと心地よさを備えるコットンボアJK
製品染めに対応したオリジナル素材のコットンボアを使用したフリーダムジャケット。風合いとボリューム感のあるコットン製ボアのジャケットを発色の良い反応染めにより染色することで、ナチュラルな光沢感と高級感のある濃淡が生まれ、一般的な化繊のフリースとは一線を画す独自の表情に。
柔らかで着心地の良いボアジャケットは、アウターでもインナーでも、それぞれに着回しが可能で、秋冬に重宝するアイテムです。
ほど良く身体にフィットするパターンで、肩にストレスの無いフリーダムスリーブを採用。
製品染めによって最も縮んだ状態で販売している為、新品の状態ではやや小さめのサイズ感となっていますが、着用し縦横に伸びが生じてきた時にベストなサイジングとなるように生産されています。
アメリカ綿を使用し限界まで厚く編み上げ、表面をシャギー状に仕上げたGood On独自の生地は、染色によって様々な表情を見せ、軽量で暖かく綿ならではの優しい肌触りが特徴。
毛布のようにフワフワした生地が、見た目にも暖かです。ソフトな着心地と保温性で、静電気が起こり辛いのも魅力◎。
●GOOD ON(グッドオン) ボア フリーダム ジャケット
詳細を見る機能素材を使用したレトロアウトドアな1着
こちらは、表地にボリュームのあるボア、そして裏地にはデサント独自に開発した発熱保温素材の『HEAT NAVI』を採用し、防寒性の相乗効果が期待できるフリースジャケット。
どこか懐かしい、クラシックアウトドアブランドのような雰囲気のボアに、ハイテクな機能素材を組み合わせた、秋冬にマストな1着です。
重厚感のあるボアなので、一見重そうなイメージですが、非常に軽く、軽快な着心地。 シルエットもややゆったりとしたサイズ感なので、リラックスして着用いただけます。
アウターとしては勿論、シェルジャケットなどのインナーとしても、幅広く活躍してくれそうです。
ムートンのように毛足が長く、ふんわりとしたボアフリース。
見た目にも暖かそうなモコモコしたボリュームのある生地は、ソフトな肌触りで、身体をやさしく包み込むように暖めてくれます。
●DESCENTE ddd(デサントディーディーディー) ボアフリースジャケット
詳細を見る季節で使い分けもOK
襟元はノーカラーでスッキリさせ、レイヤードを楽しめるように考慮したデザイン。ジップ付きのポケットを両サイドに配備し、内部は差し込んだ瞬間から暖かいハンドウォームポケット構造。寒さから手を守ってくれます。
肩周りはラグランスリーブを採用。暖かい空気を逃がさない工夫された設計で、デサントらしいアウトドアを考慮したディテールです。
身幅にゆとりがあるボックス型のシルエットで、リラックスして着用していただけます。
あまりかさばらないので、秋はメインとして、冬はミドルレイヤーとしても着用でき、幅広く活躍してくれますよ。
生地は、表地から裏地までポリエステル100%を使用。ムートンのように毛足が長く、ふんわりとしたボアフリースです。
見た目にも暖かそうなモコモコしたボリュームのある生地は、ソフトな肌触りで、身体をやさしく包み込むように暖めてくれます。
●DESCENTE ddd(デサントディーディーディー) ボア フリース カーディガン
詳細を見る暖かいけど軽快で、アウト⇔インもOK!
どこか懐かしい、クラシックアウトドアブランドのような雰囲気のボアに、ハイテクな機能素材を組み合わせたベスト。
首の表側、肩周りなどは、ポリエステル生地に。都市生活において擦れや、圧迫等の負荷がかかりやすい箇所を切り替えることで、耐久性を高めると共に、デザイン性も◎。
裾と肩口はパイピングでしっかり身体にフィットし、冷たい風の侵入を防ぎます。 ポップでレトロ、それでいて機能的なボアジャケット。
また、デサントにしては値段もお手頃なのも嬉しいポイント。秋冬の大人カジュアルスタイルにお勧めです。
裏地には、光を熱へと変換し積極的な保温性能を発揮する『ヒートナビ』を採用。
カラダから発生する水分を吸収し、熱に変える「吸湿発熱」機能も兼ね備え、「光発熱」と「吸湿発熱」の2つの発熱力を搭載し、従来の上昇温度をさらに上回る発熱力を発揮します。
●DESCENTE ddd(デサントディーディーディー) ボアフリースベスト
詳細を見る最後に
防寒性とファッション性を兼ね備えたボアアイテムは冬シーズンに一着は揃えておきたいアイテムの一つです。
今回ご紹介したミッドレイヤーとしての使い方をプラスすることで、更に幅広いシーンでの活躍間違いなし。
コロモビト.ではあなたを魅力的にする情報をお届けしていきますので、またお越しいただけましたら幸いです。
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