こんにちは、コロモビト.です。
ミリタリーアイテムとして人気のカーゴパンツ、そのワイルドな雰囲気は年齢や性別を問わずに愛され続けています。
そんな「ミリタリーパンツと言えばカーゴパンツ」と言われていた人気の牙城を崩したパンツ、それが「ベイカーパンツ」です。
今回は、アメカジならではのラギット(武骨)なスタイリングにはもちろん、きれい目スタイルにも使えると言うことから人気の「ベイカーパンツ」にフォーカスしたお話をさせていただきます。
ベイカーパンツについて
ベイカーパンツは、その名前から「パン屋さんが穿いていたワークパンツが起源」とよく勘違いされるのですが、その起源はれっきとしたミリタリーアイテムです。
正式名称は「OG-107ファティーグパンツ」オリーヴグリーンの頭文字OGと米軍のカラーコード107が名称の由来になっています。
トレーニングやユーティリティワークの目的で米陸軍が採用、1960年代からは米海兵隊や海軍、空軍などでも使用されるようになります。
日本では「ベイカーパンツ」と呼ばれていますが、海外では一般的に「ファティーグパンツ=fatigue pants 」「ユーティリティパンツ=utility pants」と呼ばれています。
「STONEMASTERS」も愛用
1970年代になると「ベイカーパンツ」は、伝説的クライミング集団「STONEMASTERS=ストーンマスターズ」のクライマー達も愛用していたと言われています。
過酷な環境下でのロッククライミングに使用されたことからも耐久性の高さと穿きやすさをうかがい知ることができます。
印象的なポケットのデザイン
ベイカーパンツは、ポケットのデザインに大きな特徴があります。
フロントのパッチポケット
フロントは通常のパンツのディティールとして代表的なスラント・ポケット(斜めにカットした袋布付きのポケット)ではなくパッチポケットになっています。
他のミリタリーパンツにはあまりない「ベイカーパンツ」ならではの特徴の一つです。
バックのフラップポケット
バックポケットはフラップ付きになっています。
外からの雨やホコリが入りにくいようにと考えられた作業用パンツならではの特徴です。
幅広いコーディネートに使える
ベイカーパンツは幅広コーディネートを楽しむことが出来るというのも魅力の一つです。
いくつかのコーディネート例をご紹介します。
きれい目カジュアル
アウターにテーラードカラーのユーティリティージャケットを合わせたきれい目のカジュアルスタイルです。
インナーにボーダーTシャツを合わせることで爽やかな印象を演出。
「SANDERS(サンダース)」のミリタリーダービーシューズで足元をまとめ、全身でミリタリーを表現しているのもこなれた雰囲気を感じます。
パンツの裾をロールアップして「抜け感」を演出しているのもコーディネートポイントです。
アウトドアカジュアル
「ベイカーパンツ」は、その耐久性の高さと穿きやすさでアウトドアシーンに最適です。
もちろんアウトドアシーンだけではなく、カジュアルシーンでもおしゃれな印象を演出してくれます。
アメカジ
「ベイカーパンツ」は元々ミリタリーアイテムと言うこともあり、デニム素材を使用したアイテムとの相性は抜群。
デニムカバーオールやデニムジャケットなどをコーディネートに使用したい時に活躍してくれます。
ナチュラル
「ベイカーパンツ」はオリーブグリーンを中心にベージュやネイビーなどアースカラーが中心。
「ベイカーパンツ」をコーディネートに取り入れることで、男らしさをプラスした「こなれ感」のあるナチュラルコーデが決まります。
「ベイカーパンツ」3選
おすすめの「ベイカーパンツ」を3つご紹介いたします。
JAPAN BLUE JEANS(ジャパンブルージーンズ) 別注 ベイカー パンツ セミワイド テーパード
詳細を見るFOB FACTORY(FOBファクトリー) F0431 ベイカーパンツ
詳細を見るFOB FACTORY(FOBファクトリー) FRC004 別注 ミリタリー ベーカー クオーター パンツ
詳細を見る最後に
「ベイカーパンツ」はアメカジ定番のジーンズやチノパン、そしてカーゴパンツに比べると少し地味な存在だったということもあり「今まではあまり意識していなかった」という方も多いのではないでしょうか?
しかし、「ベイカーパンツ」をワードローブに取り入れることでコーディネートの幅が広がり様々なスタイルを楽しむことができます。
今回の記事で「ベイカーパンツ」の魅力を一人でも多くの方にお伝えすることが出来たのであれば嬉しく思います。
コロモビト.ではあなたを魅力的にする情報をお届けしていきますので、またお越しいただけましたら幸いです。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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