こんにちは!コロモビト.です。
登山が流行っているようですが、登山の服装ってピンときますか?
え?登山なんてしたことない?
まず道具持ってないし。。なんかいろいろそろえたら高そうだし。。
大丈夫です!
手持ちの物と組み合わせれば、意外と必要な物は少なく始められますよ!
ということで今回は
春の1,000m以下の山に行く際のシューズとウェアの選び方をご紹介します!
遠足以外で山に登ったことがないけど、今年は行ってみたいなーという方、必見です!
-登山の服装選びの基本ルール-
これから各アイテム別に選び方をご紹介しますが、
1つ登山道具選ぶ際の基本ルールを覚えておいてください。
それは「水に強いものを選ぶ」です。
「山の天気は変わりやすい。」って一度は聞いたことあると思うんですが、これはその通りで、予報では晴れだったのに午後に雨が降ってきた!なんてよくある話です。
アウターやシューズは防水のものをチョイスすると安心ですね。
また、登山中はかなり汗もかきますので、肌に触れるウェア類はポリエステルやナイロンなどの化学繊維でできた速乾性のものが良い。というわけです。
濡れないものを選ぶ&すぐ乾くものを選ぶことでより安全で快適な登山ができるので、覚えておいてください。
シューズ

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登山に行くぞ!と思って、最初に何がいいんだ?となるのが靴じゃないでしょうか?
靴は防水性があるものが絶対おすすめです。
理由は雨とその他にも山には濡れるシチュエーションが待ち受けているからです。
雨は言わずもがなだと思いますが、当日雨が降っていなくても、前日の雨で道がぬかるんでいることもしばしば。
また、ちょっとした川を渡るところだと、靴の下半分だけ濡れてしまうこともあります。
一度濡れてしまうと、当然そのまま歩き続けることになり、靴擦れの原因にもなってしまうので、靴は防水のものをチョイスしましょう。
ウェア

ウェアに関しては、1つ覚えて頂きたことがあります。
それは「レイヤリング」です。
日本語だと「重ね着」ですね。
登山は登りはじめから下山するまでに、気温、体温が状況に応じてかなり変化します。
細かく脱ぎ着できるようにしておくことで、状況に応じて最適な温度で歩くことができるんです。
ということで、
「アウターレイヤー(上着)」
「ミッドレイヤー(防寒着)」
「ベースレイヤー(肌着)」
の3つに分けて、最適な服装の選び方をご紹介します!
アウターレイヤー(上着)

アウターレイヤーはマウンテンパーカーのこと。
アウトドアテイストな街着にぴったりでおしゃれですよね。
アウターレイヤーとレインウェアを両方持っていく人もいますが、
これから始める方はアウターレイヤー=レインウェアでOKです。
必要な機能は防水性、透湿性の2つです。
GORE-TEX製品をはじめ、パタゴニアのH2Noパフォーマンス、コロンビアのOMNI-TECHなど、今は防水性、透湿性を持った商品がいろんなブランドから出ていますので、お気に入りのデザインのものを選びましょう!
ミッドレイヤー (防寒着)

ミッドレイヤーはフリースやシャツなどの中間着のことです。
ここでは防寒着と思っていただいて大丈夫です。
もう温かくなったのに、フリースなんているの?って思いますよね?
実は標高が1,000メートル上がると、気温は約6℃低くなります。
さらに、個人差はありますが、風速1メートルで体感温度は1℃下がるので、街では20℃をこえる予報でも、山頂では真冬の体感温度なんてこともあるんです!
なので春の登山にはミッドレイヤーとして、フリースを持っていくことをおすすめします。
衣替えでしまってしまった方は、ひっぱり出しておきましょう!
化学繊維でできたシャツも1枚あるとさらに細かく体温調節できるので、あるといいですね!
ベースレイヤー (肌着)

ベースレイヤー(肌着)と書きましたが、Tシャツなどの肌に触れるウェアのことで、登山中はこれだけで歩くことも多いです。
最初のほうでも書きましたが、必ず化学繊維のものを選ぶようにしましょう。
歩いている時はかなり汗をかきますので、速乾機能があるものだとなお良しです。
春であれば長袖の上に半袖を重ねてもいいですね。
パンツ

何度も言ってきましたが、パンツも化学繊維のものをチョイスしましょう!
(もちろんジーパンやチノパンはNG)
腰ベルトがあるタイプのリュックだと腰回りにも相当汗をかきますし、植物についた朝露で濡れることもあります。
ロングパンツ1枚でもいいですが、速乾性のタイツにハーフパンツを合わせてもいいですね。
最後に

シューズからトップスまでをご紹介しましたが、意外と持っているものでいけそうだな?と思って頂けたのではないでしょうか。
今回は低山用に限りましたが、ウェアに関しては基本的に標高が上がっても使うことができるので、これからちょっと色んな山にトライしてみたい!という方は新しく購入してもいいかもしれませんね。
登山は自然相手なので、準備しすぎ、ということはありません。
少しでも安全に登れるように道具をチョイスして、しっかり準備したうえで、ぜひ登山を始めてみてください!